シボレー/コルベット


Wikipediaより

アメリカの自動車メーカーが作る車というのはどうしてこんなに技術が遅れているのでしょう。

特に先進的な技術を採用することが多いスポーツモデルでさえ、半世紀前の技術が堂々と使われているのには驚きです。

そういうところを見るにはシボレーのコルベットを見るとよくわかります。

コルベットは1954年から作られており、アメリカの自動車史上でも非常に重要な車です。

スポーツモデルの典型スタイルとなる、ロングノーズ・ショートデッキスタイルを持ち、そのボンネットの中には無駄ともいえそうな大排気量エンジンが鎮座しています。

もちろんレイアウトはFRで、大排気量エンジンから生み出されるビッグトルクによって後輪から黙々と煙を上げて走るのが特徴の車です。

現行モデルは7代目モデルで、かなりヨーロッパのスポーツモデルの影響を受けたデザインとなり、現代風なものとなりましたが、その中身を見るとやっぱりアメリカの車であるということがひしひしと伝わってきます。

まずエンジンですが、スペックこそV型8気筒、直噴、可変バルブタイミング機構、450psという今でも十分対応できるものですが、なんとそのエンジンは1968年に作られた3代目コルベットの一部に採用されたエンジンと同じものなのです。

このエンジンはヒストリックカーのレストアにも使われるぐらい設計が古いもので、驚くのがバルブ機構、スポーツモデルであればDOHCが当たり前、百歩譲ってOHCなのですが、このエンジンはOHVという非常に原始的なバルブ機構を付けているのです。

これに可変バルブタイミング機構を付けても性能的には劇的な向上は見られず、そんな小手先だけでパワーアップや低燃費を目指すより根本的な設計を変えた方がいいと思うのです。

ましてや6リッター以上もある大排気量エンジンを搭載していながらも国産の3リッタークラスの車よりもパワーが低いなんて、もうそろそろ気が付いた方がいいと思うのです。

そしてもう一つ、俗にいうスポーツモデルとアメリカンスポーツは違うものだということがわかりました。

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